珪藻土マットのアスベスト混入問題について

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ネタがないから今少し話題になっている珪藻土マットのアスベスト混入問題について調べてみました(wiki)。と言ってもそんな細かく書く気はないですけど。問題の発端としてはカインズ、ニトリで販売されている珪藻土マットにアスベストが混入していたという話から。ではざっくりした目次。

アスベストのもたらす健康被害


アスベストまたは石綿。その名の通り繊維状の鉱物らしいです。丈夫で変化しにくいということから建築資材などに使われていたとか。現在は規制されていて原則使用禁止されています。過去にはアスベストを製造していた工場で社員、近隣住民に健康被害が出た事例もあるようです。うろ覚えですけど小学生の頃教科書に乗っていた気がするので知っている方もいるかもしれませんね。代表例としては「吹き付けアスベスト」。石綿とセメント、水を一定割合で混合したものがあるそうです。主に建築時に使われていたようです。古い建築物だと今も残っている場合がるとか。平成8年以降の建築はとりあえず安心していいようですが、それ以前の方は解体時などは注意が必要みたいです。解体業者さんが事前に調べてくれはするでしょうけど。
では、どう言った健康被害をもたらすかについてです。前述の通りアスベストは繊維状の鉱物で丈夫で変化しにくい性質を持っています。また大きさも小さく空気中を漂っていても見えないとか。それを吸い込んでしまうと、肺に残留し、残留したアスベストが原因で肺ガンや肺の繊維化などの健康被害をうける可能性があるそうです。即座に健康被害が出るというよりは吸い込んだアスベストによってゆくゆくは肺に異常を来す可能性がある…ということのようです。後から来るのって嫌ですね…

珪藻土マットはそもそも安全なのか


珪藻土マットは安全なのか、という話です。結論だけいうなら高い物なら多分大丈夫、中国産の安物は避けた方が良さそう、ってことらしいです。曰く混入の原因が中国工場での建築資材の切り出しで作られている可能性があってその建築資材のなかにアスベストが含まれている…とのことです。中国産の珪藻土マット全部が全部混入してるってわけもないでしょうがとりあえず今は避けて安全が保証されている(アスベスト混入はないと宣言している)日本企業の珪藻土マットを購入するのが無難かなと。
「日本珪藻土日用雑貨製造協会」がアスベスト不使用のメーカーを公開。品質維持のため会員企業に向け製品の取扱い点検を周知←ここに乗っているのは安全らしいです。

上のサイトに載っている会社の製品です。高いですね。それだけ品質に拘っているということなんでしょうけど。

珪藻土マットの処分


一般的に小さい物だと不燃ゴミから大きい物だと粗大ゴミになるそうです。まぁ、これは自治体によりけりなんで各市町村のサイトをみてもらうのが確実かと。ただカインズなどのアスベスト混入の疑いがある製品の処分については特に注意が必要です。自分で割って処分などは絶対にしないでください。アスベスト吸引の可能性が高まります。ビニール袋などに包んで密封するようにして安全を確保してから店に持っていくなり各自治体指定の方法で処分するようにしてください。なんにしてもとにかく密閉です。空気中にアスベストが舞わなければ吸入の可能性は低まるのでとりあえず密閉してから処分方法を調べましょう。

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